Twitterライフを豊かにする検索テクニック

検索を極める者はTwitterを制する

Twitterで発信者として成功することは難しいかもしれないけど、情報源としてTwitterを活用することは誰にでもできます。アカウントを作って、まずはインプットからTwitterを極めてみよう。

Twitter(ツイッター)は世界中のユーザーがリアルタイムにいろんなことをTweet(ツイート)しているため、様々なユーザーのリアルな声を見ることができます。しかしその膨大な情報量ゆえ、欲しい情報にたどり着きにくいことも多くあります。この記事では、ツイッターから思い通りの情報を得ることができる、便利な検索方法を紹介します。

ついついブラック
ブラック

検索能力を高めることで効率よく情報を活用できるようになるから試してみて

ついついブルー
ブルー

情報量が多すぎて本当に見たい情報を探すにも一苦労するよね…

お目当てユーザーのツイートを検索

ユーザーに注目してそのユーザーの過去ツイートを検索したい場合や、自分の過去のツイートを遡りたい場合、特定のユーザーに限定してツイートを検索する方法が便利です。

特定ユーザーの発信(ツイート&リプ)を検索『@』

検索欄に『@(ユーザーID)』と入力すると、指定したユーザーによるツイートやそのユーザーへのリプライ(返信)を検索することができます。

特定ユーザーに向けてリプライを絞り込み『to』

検索欄に『to:(ユーザーID)』と入力すると、指定したユーザーへのリプライを検索することができます。

特定ユーザーの発信(ツイート)を絞り込み『from』

検索欄に『from:(ユーザーID)』とすると、指定したユーザー自身が発信したツイートのみを検索できます。

自分がフォローしているユーザーの発信に絞り込み『follows』

検索欄に『follows:(ユーザーID)』とすると、自分がフォローしているユーザーのツイートのみを検索できます。

投稿された期間を指定して検索

最近のツイートではなく、過去の特定期間に絞って検索したい場合、以下の検索方法を使いって絞り込むことができます。

指定日から今までの投稿を検索『since』

検索欄に『(検索ワード) since:(年-月-日)』と入力すると、指定した日から現在までに絞り込んで検索することができます。

例)コロナウイルスのツイートについて、ここ3日間(今日は2020年4月4日)の投稿だけみたい『コロナウイルス since:2020-4-1』

指定日までの過去投稿を検索『until』

検索欄に『(検索ワード) until:年-月-日』と入力すると、過去から指定した日までに絞り込んで検索することができます。

【例】2017年以前のツイートを調べたい『until:2017-12-31』

since検索とuntil検索を併用すれば、検索する期間を限定することができます。さらに前述のfrom検索を組み合わせれば、特定のユーザーの過去のツイートを検索することができます。「ツイート数が半端なく多いユーザーの過去のツイートを見たい!」といったときに効果を発揮します。

時間まで指定することができる

since検索とuntil検索ともに日付の後ろに『_hh:mm:ss_JST』を追加すると時間まで指定可能です。

【例】2020年2月22日の2時22分22秒までのツイートを検索したい場合は、「until:2020-2-22_02:22:22_JST」

『hh:mm:ss』はそれぞれ時間、分、秒を2桁表記です。『_JST』は日本標準時(Japan Standard Time)の意味

『_JST』を省略して「until:2020-2-22_02:22:22」とするとグリニッジ標準時となってしまい、日本時間とタイムゾーンがずれます

ついついブルー
ブルー

かなり細かいところまで絞れるんだね。便利…!

詳細な情報を含むツイートのみ検索

画像や動画、リンクが含まれるツイートのみを検索すると、文字数が制限されたツイートだけでなく、もっと詳細な情報に辿り着くことができます。以下の方法で絞り込むことができるので参考にしてお試しください。

画像検索

検索欄に『filter:images』と入力すると、画像を含んだツイートだけを検索できるようになります。

ツイッターには「画像タブ」もありますが、「画像タブ」は注目を集めているツイートを優先して表示します。画像を投稿時系列順で検索したい人にとって、画像検索は有用です。

動画検索

検索欄に「filter:videos」と入力すると、動画を含んだツイートだけを検索できるようになります。

検索結果の「動画タブ」で動画が含まれたツイートのみを表示できるようになっていますが、「画像タブ」同様に話題性のあるものが並んでしまうので、投稿された順で検索したい人にとっては動画検索は有用です。

リンク検索

検索欄に『filter:links』と入力すると、リンクURLを含んだツイートだけを検索できるようになります。
ツイートからもっと詳細な情報に辿り着きたい場合に有効です。

認証アカウント検索

検索欄に『filter:verified』と入力すると、認証マークの付いたアカウントのツイートだけを検索できるようになります。
著名人やサービスの公式アカウントなどの信頼性の高いアカウントのツイートを調べたいときに便利です。

ワードを指定、除外して検索

曖昧な検索も便利ですが、より厳密な指定の条件で検索したい場合、ワードを指定したり、除外する検索方法が便利です。

特定のキーワードを除外する

検索欄に『-(検索結果から除外したい言葉)』を入力すると、指定した言葉を除外して検索できるようになります。

例)アプリについて調べたいけど、ゲームの情報は必要ない時は『-ゲーム』とします。

検索ワードと完全一致するものだけ

『“(検索ワード)”』のように、検索したい言葉を ”” で挟んで検索することで、検索ワードと完全に一致した言葉だけが検索されるようになります。完全一致検索を行わない場合、曖昧なツイートを拾ってくれるメリットもありますので様子を見て使い分けてください。

例)「スマホで撮影」という完全一致の文字列が入ったツイートを探す『“スマホで撮影”』

いずれかの単語を含むOR検索

検索欄に「(検索ワード) OR (検索ワード)」のように、複数の検索ワードの間に「 OR 」を入力すると、検索ワードのいずれか最低1つを含むツイートを検索できるようになります。

例)犬か猫かどちらかが含まれるツイートを絞り込みたい、『犬 OR 猫』

ORの左右は半角スペース

いずれの単語を含むAND検索

複数の検索ワードの間に「半角スペース」を入力すると、複数の検索ワードを含むツイートを検索できるようになります。

ついついブラック
ブラック

『(ポジティブな単語 )(サービス名)』でAND検索するとポジティブな感想に絞り込んで見ることができる

目立ったツイートだけを見たい!

一定以上盛り上がっている、リアクションが多いツイートに絞り込むことで濃い情報源を発見しやすくなります。

リツイート数で絞り込み

検索欄に「min_retweets:(数字)」と検索すると、指定した数字以上のリツイートがされたツイートのみ検索されます。

「いいね!」数で絞り込み

検索欄に「min_faves:(数字)」と検索すると、指定した数字以上のいいね!がされたツイートのみ検索されます。

リプライの数で絞り込み

検索欄に「min_replies:(数字)」と検索すると、指定した数字以上のリプライ(返信)されたツイートのみ検索されます。

ついついブルー
ブルー

これでバスったツイートだけを見ることができるね。

まだまだある便利な検索テクニック

ここまで紹介した検索方法以外にも、Twitterにはさらに便利な検索方法が用意されています。

言語指定検索

検索欄に「lang:(言語)」を入力すると、言語を限定して検索できるようになります。日本語なら「lang:ja」、英語なら「lang:en」と、言語コードを入力します。

例)iphoneという単語を含む日本語の投稿を絞り込みたい『iphone lang:ja』

lang:の左は半角スペース。:は全角でも半角でもいいみたい。

投稿元のツールで絞り込み検索

検索欄に「source:(投稿元)」と検索すると、投稿元を指定することができます。投稿元とはiPhone、Android、Webなどの「どこから投稿しているのか」についての情報のことです。

例)Instagramアプリ連動の投稿だけを調べたい『source:instagram』

source:の左は半角スペース。:は半角じゃないとダメっぽい

ついついブルー
ブルー

ここまで高度な検索もできるんだね…Twitter恐るべし

検索を攻略してツイッターライフを充実させよう

PC版公式Twitterには「高度な検索」が用意されていて、利用することで、このページで紹介した検索コマンドを覚えることなく、詳細検索が可能です。

検索能力は情報がたくさんあふれている現代において、必須能力といえます。複数の絞り込みを組み合わせて使用することで、効率よく情報を得ることができるようになります。

発信だけでなく、情報収集においてもツイッターを楽しみましょう。

レッド

これでツイッターライフが快適になるぜぇーー!!

ついついブルー
ブルー

レッドは相変わらず熱くてうるさいな…

この記事を書いた人

ブラック

黒が好き。もっというと墨色が好き。